2021年職場学習レポート: 仕事の未来を定義するスキル
11月 11, 2020 作成者 Udemy Team
2020年は、すべての人にとって、何の前触れもなく仕事の世界がひっくり返った年となってしまいました。今年は多くのことが不確実な状況にありますが、1つ明確になったことがあります。多くの人々が話題にしてきた仕事の未来はもはや「起こり得る事態」ではなく、今まさに現実となっているということです。世界中のあらゆる業界で、組織は働き方のあらゆる側面を根本から見直しています。そして、シニアエグゼクティブから一般社員にいたるまで全員に、これからの数日間、数か月間、さらには数年間を乗り切っていくための有意義な解決策を提供し、必要なスキルを学習することが求められています。Udemyの2021年職場学習トレンドレポートでは、従業員が「新しい日常」に適応する中で、過去1年間にUdemy Businessで学習が急増したスキルを分析しました。また、世界中の数千社における学習行動を分析し、2021年の職場を形づくる6つのトレンドを特定しました。詳しい内容は、以下をお読みください。
Udemy Businessでの急上昇スキル
2021年を定義する6つの職場学習トレンド
トレンド1: 不確実性の時代、自制心こそが 価値あるスキル
- 今日、職場の健全性はさらに必要不可欠となっています。2020年3月~4月に実施された調査によると、新型コロナウイルス感染症の発生以来、回答者の約42%がメンタルヘルスが悪化していると回答しています。
- 生産性やメンタルヘルスに関するスキルの需要が高まっていることから、従業員が思考をコントロールし、時間の使い方を主体的に管理することに強い意欲を持っていることが分かります。例えば、政府および非営利セクターではマインドフルネスコースの受講が8,660%増加し、医療業界の従業員ではストレス管理スキルの学習が2019年と比較して5,408%増加しました。
- 従業員の健康を優先事項とする組織は、2021年にも多大なメリットを得られるでしょう。健康プログラムに1ドル費やすごとに、会社は約3.27ドルの医療費を削減できる見込みがあります。
トレンド2: リモートワークによりコラボレーションの重要性がアップ
- コラボレーションは簡単ではありません。リモートで働くと、さらに難しくなります。コミュニケーションやリーダーシップスキルへの需要の高まりは、従業員がリモートでのコラボレーションをうまく進める方法を模索していることを示しています。例えば、ソフトウェアおよびIT業界では傾聴スキルの学習が3,201%増加し、小売業界ではビジネスマナーコースの受講が2019年と比較して2,042%増加しました。
トレンド3: データリテラシーこそ新たなコンピューターリテラシー
- 少し前までは、コンピュータスキルはほぼすべての職種で最低限必要な条件となっていました。データ分析やデータ可視化スキルの学習が増加していることから、業界を問わずほぼすべての人にとってデータリテラシーが重要になっていることが分かります。例えば、政府および非営利セクターでは、Qlik Senseコースの受講が2019年と比較して9,464%増加しました。
トレンド4: 自動化スキルでデータサイエンティストが戦略に専念できる時間を確保
- データによると、データサイエンティストは新しい自動化プロセスやツールを学んでおり、その結果、データのクレンジングやモデル構築ではなく、明確なビジネスソリューションの開発により多くの時間を割けるようになっています。例えば、運輸業界ではTensorFlowコースの受講が463%、ソフトウェア・テクノロジー業界では1,599%と、2019年と比較して大幅に増加しました。
トレンド5: サイロ化を解消しハイブリッドなテクノロジーの役割を導入
- 俊敏なプロジェクト管理という観点から、多くの技術チームが単一の専門分野からの脱却を図っています。この傾向は、DevOpsやクラウドコンピューティングに関連するスキルの学習にも表れています。例えば、製造業ではGoogle Cloudコースの受講が1,189%増加し、小売業では継続的インテグレーションに関するコースの受講が2019年と比較して693%増加しました。
トレンド6: 新たな緊急性を帯びるサイバーセキュリティトレーニング
- COVID-19の影響で世界中の従業員がリモートワークに移行する中、ITチームは従業員の自宅ネットワークや個人デバイスを狙うサイバー攻撃から組織を守るため、急速にアップスキルを進めました。例えば、メディア業界では倫理的ハッキングコースの受講が5,598%増加し、消費財およびサービス業界ではサイバーセキュリティコースの受講が2019年と比較して6,343%増加しました。